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お客様が毎日お召しになるものだからこそ「こだわり」を大切にします。

創業1850年の老舗である、茶の香り高い株式会社つぼ市製茶本舗にて取材を行いました。

中国、イギリス、インドなど世界で愛されているお茶ですがつぼ市様で扱うお茶の魅力についてお聞かせください。

(池田)その土地や葉によって様々な製法で作られていますが、当社では味と香りにこだわっています。お茶(緑茶)には玉露、番茶と種類がありますが、みなさんがよくお召しになられてるのが「煎茶」です。煎茶は茶の若葉を摘んで仕上げし、湯を注いで香りや味を楽しむ飲み物ですが、摘んですぐに蒸して、揉んだあとに乾燥させたものを「荒茶」と言い、毎度味や香りが変わりないことを判断することを「検茶」と言います。検茶では視覚、嗅覚、味覚と長年の感覚を頼りに行いますので、体調管理には十分に気をつけています。

身体が資本ですからね。そこまで繊細な工程の裏には、みなさんの惜しまぬ努力と信念があるかと思います、どのような取り組みが行われてるんでしょうか?

(高田)当社のもうひとつのこだわりとしては「現場主義の考え方」ということです。社員それぞれが意識をすることで、妥協を許さない環境を作り出すことにしています。以前に何トンもの煎茶をやり直ししたことがありましたが、正直たいへんな思いをしながらも、お客様が毎日お召しになるものだからこそ「こだわり」を大切にしています。そういう意味では、社員全員が味を判断できるくらいのレベルが必要で、職人意識を常に持つことが求められていますね。

そのこだわりは創業当時から受け継がれてきてるものでしょうか?

(高田)私達は現在の会長・社長しか知りませんが、揺るがない姿勢は尊敬しています。創業当時はお店が堺の旧市街地にあったんですが(※当時の挿し絵を見ながら)、仕切る戸が一切ないのが特徴なんですよ。お客様に気軽に入っていただくための配慮だと思いますが、同時に全てを見せてチャレンジする姿勢がいまのつぼ市を支えているのかと思います。ほんとに敷き居の低い老舗なんです。

お部屋の中に随分と歴史を感じさせる看板が飾られていますが、これは当時のものでしょうか?

(高田)そうなんです。じつはお店は戦争の爆風で吹き飛んでしまったんですが、唯一この看板だけが倒壊した壁の下敷きになって燃えずに残ったんだそうです。そこで三代目は“お店を続けなさい”と感じたらしく、堺からここ高石市へ拠点を構えて、今の姿となっているんです。

ますますこの看板の魅力にとりつかれそうですが、たくさんのお客様もいらっしゃるかと思いますが、

(高田)おかげさまで、直売のお客様が5,500人おられます。なかでも、管理や手法をご理解されてるお客様がほとんどなんですが、つぼ市の商品を愛されてることが一番うれしいですね。お茶は思考品なんです。安かろう、高かろうの問題ではなく、同価格帯で一番美味しいオンリーワンを目指していきたいと思います。じつは以前にオンリーワンになれるチャンスはあったんですよ。中国茶なんですが、某メーカーのウーロン茶が出る10年前におそらく日本ではじめての「缶ウーロン」を販売したんですが、時代の感覚がはやすぎて全く売れずに残ってしまったんです。

最後に、お茶をキーワードにどのようなことを考えてますでしょうか?

(高田)偽造表示やBSEなど食に対する問題が山積みのなかで、つぼ市では衛生管理面を強化するために高石市内で工場を建設中です(今秋予定)。また、私達のように売る側としての姿勢や考え方も変えていくことも大事かと思います。あるところで、今の子供はきゅうすはお客さんが家に来たときしか見ないと聞いたことがあります。弊社会長がよく言うのですが、商品を売ることだけに突出して、お茶本来の文化や煎れる楽しみ方を伝える努めを怠ってきた結果なのかもしれません。このように次世代の子供達に伝えていくことが私達大人の役目で、ソフトとハード両面の観点から食育という分野でお役に立てればと思います。

大変興味深いお話をありがとうございました!

検茶をしている池田工場長。

検茶をしている池田工場長。形、色、水色、味、香りの5項目で行われる。

形を整え焙煎された茶。

形を整え焙煎された茶。

老舗を感じさせる創業当時の看板。老舗を感じさせる創業当時の看板。

お茶について熱く語る高田さん(左)と池田さん(右)。

お茶について熱く語る高田さん(左)と池田さん(右)。

株式会社つぼ市製茶本舗
本社営業所:
大阪府高石市高師浜1丁目十四の十八
TEL 072.261.7181
FAX 072.263.5580

※掲載情報は、取材時点のものです。現在の情報については、直接お問い合わせ下さい。

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