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特集

堺を巡る おすすめモデルコース#4 見て、聞いて、触って体感。絶対の信頼、刃物職人の伝統と技 堺刃物伝統産業会館~堺HAMONOミュージアム~

堺刃物伝統産業会館~堺HAMONOミュージアム~
堺刃物伝統産業会館~堺HAMONOミュージアム~
堺市堺区材木町西1丁1-30
TEL:072-227-1001
URL:http://www.sakaihamono.or.jp/museum01.html
営業時間:10:00~17:00
定休日:火曜日、年末年始、お盆
入場料:無料
アクセス:阪堺線「妙国寺前駅」下車、南海バス「花田口バス停」下車
駐車場:会館前6台

【休館のお知らせ】
リニューアルのため8月11日(木)~9月30日(金)の期間一時休館します。
10月1日(土)にリニューアルオープン予定です。

「堺の包丁でないとあかん」。伝統とこだわりの技術に裏づけされた堺の打刃物

職人の匠の技が生きる堺打刃物の魅力をさまざまな角度から紹介し、体感できる施設として平成12年にオープンしたのが堺刃物伝統産業会館~堺HAMONOミュージアム~です。

堺刃物商工業協同組合連合会の専務理事で、堺打刃物の伝統工芸士の味岡知行さん曰く、「良い包丁でタマネギを切ると涙が出ないんですよ。これはタマネギの細胞を裁断するのではなく、“そぐ”から。この切れ味や切り口の美しさを大切にしたのが堺の打刃物なんです」。

堺の包丁は、煙草包丁や衣類の裁断包丁を経て、元禄時代に料理包丁の製造へと変化していったそうです。人々の“おいしいものを食べたい”というニーズに合わせて、料理人の求める包丁に堺の職人が応えることができたのは、優れた「鍛冶」技術とそれを最大限に生かす「刃付け」技術があったからでした。現在も業務用包丁の約90%のシェアを誇り、「あの職人さんの手がけた包丁でないとあかん」と、信頼のブランドとなっています。

包丁

代々受け継いだ鍛冶技術を生かす堺の包丁。柔らかい地鉄じがねと硬いはがねを重ね合わせた二重構造になっている


包丁を買うならここ! 伝統工芸士による高品質の包丁がずらり

阪堺線「妙国寺前駅」を降りてすぐ、昔ながらの堺のまちなみを残す一角に堺刃物伝統産業会館はあります。瓦葺きの深い軒と漆喰風の外観は、堺商人の蔵屋敷をイメージしたものです。

伝統産業展示室には、伝統工芸士の手による各種料理包丁が約600丁展示され、すべて購入が可能です。よく見ると、製品によって刻印が違います。100年以上前からある原料を用いて製作した刃物を「堺打刃物」、ステンレスなどの新素材から作るものを「堺刃物」としています。素材は変わっても、伝統に基づいて職人が仕上げる品質には変わりありません。「包丁を買うならここ」と来館する人や、海外からの購入も後を絶ちません。

包丁のほかにも鋏などの刃物製品、線香や和菓子といった堺の地場産品の展示・販売もあり、このまちの伝統文化に一度に触れることができるのも魅力のひとつです。

包丁

料理の腕前向上は、まず道具から。自分の一本を手に入れてみては?価格帯は2千円から20万円程度と幅広い

建物外観

大きな刃物のオブジェが目印。「第8回堺市景観賞『まちなみに配慮した建築物』部門」を受賞

供養塔

会館入口の刃物供養塔。寿命を終えた刃物を投函すると、「堺刃物まつり」で供養してもらえる


永く堺の刃物を使い続けてほしいと願うのが職人。実演や体験を通して包丁の研ぎ方をマスターしたい

伝統産業展示室に隣接する常設展示室では、鯨や鮪をさばく巨大な包丁や、地域によって形状がまったく違う鰻包丁など、料理包丁約170点が展示されています。用途や希望にあわせ、厚さや長さを数ミリ単位で仕上げることができるのが、堺の包丁職人の誇りなのです。

実演・体験コーナーでは、職人による研ぎの実演(土・日)や、刃物の手入れの体験(予約制)ができます。「鋼を使った堺打刃物の一番のネックが、購入後の錆びや欠けなどのメンテナンス。体験や実演を通して包丁の扱い方を知っていただくことで、永く製品の良さを感じていただきたい」と味岡さん。若手の料理人が幾度となく包丁の研ぎ方の勉強に訪れることもよくあるそうです。

特徴的な料理包丁

展示は数ある料理包丁のほんの一部。食文化が変われば包丁も変わる。職人の技は、用途に応じて多様な大きさ・形を生み出していく

実演風景実演風景

伝統と品質を誇る堺の包丁だからこそ、「一生もの」として愛用できる。日々の手入れを欠かさず、その切れ味を維持したい


堺刃物商工業協同組合連合会の専務理事、伝統工芸士・味岡知行さんからのメッセージ ステンレス製が台頭したからこそ、改めて自覚した堺の包丁の良さ。自信のものづくりを若手に伝えていきたい

昭和38~48年にかけてステンレス包丁が台頭し、打刃物の需要が激減したことで、堺の包丁は紆余曲折の道を歩んだ時期がありました。そのことは、結局われわれの技術や品質はどこにも負けないという原点回帰でもあったんです。その自信のものづくりが、高齢化などにより刃物業者の減少傾向にあります。現在、市内にある府立堺工科高等学校で刃物作りの授業を受け持っています。後継者を育成したいという願いはもちろんですが、それ以上に、日本がこれまで独自に培ってきたものづくりの精神を伝えていきたいですね。

味岡さん顔

打刃物職人として40年以上のキャリアをもつ味岡さん。「鍛冶」と「刃付け」の大きく2つの工程に分かれている包丁製造の両方を担うことができる貴重な職人でもありながら、後継者育成にも力を注ぐ

※掲載情報は、取材時点のものです。現在の情報については、直接お問い合わせ下さい。


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