板状五輪塔婆

乳岡古墳墳丘上にある花崗岩の側面を五輪塔形に加工された板状五輪塔。市内にある五輪塔では最も古いとされ、板状という珍しい形をしているのが特徴で府指定の有形文化財です。

立体的な普通の五輪塔とは異なり、花崗岩の側面を五輪塔形に加工してあることから、形式的には板状五輪塔に区分されています。上から空輪、風輪、火輪、水輪、地輪と続く各輪の正面には、キャ・カ・ラ・バ・アの梵字(ぼんじ)が刻まれ、地輪の下部には正和二年の年号が見られることから、正和2年(1313年)に建てられたものと考えられます。
堺市内にある五輪塔では最も古いと思われ、しかも板状という珍しい形をしているのが特徴です。昭和37年に府指定有形文化財になっています。

所在地

堺市堺区石津町2-620他(乳岡古墳墳丘上)

アクセス

南海バス「石津神社前バス停」下車

お問い合わせ

施設名

板状五輪塔婆

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