榎宝篋印塔

塔は花崗岩製で、三重の基壇の上に据えられた基礎石には碑文が、塔身の四方には種字(梵字)が刻まれています。慶安元年(1648年)に夢幻永海(むげんえいかい)という僧が、近在の人々に呼びかけ数年の歳月を費やして勧進し建立されたもので、この塔を路傍に据え置いて道を行き交う多くの人々と良縁を結びたいと記されています。
竹内街道と西高野街道との分岐点にも近く、江戸時代における交通の要であったこの場所に立つ榎宝篋印塔は、地域の人々の信仰対象であるというだけでなく、長旅に疲れた旅人や旅立ちに際して道中の無事を祈る人達の信仰を集めてきました。

所在地

堺市堺区榎元町2丁8

アクセス

南海高野線「堺東駅」下車

お問い合わせ

施設名

榎宝篋印塔

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