堺市茶室「伸庵」

文化遺産に登録されている表門
茶室伸庵に到着!
歴史の重みの中に日本美を感じさせる門構えは、心地よく五感を刺激します!

Repo! 「竹林の中にすっと物静かに構える門 が風情アリですね。お茶を飲むという非日常なドキドキ感がなんとも言えないです♪」

体験レポーター
夏川さん
学生の頃は茶道部でしたが、今回は作法とかこだわらずに、歴史を感じたいです♪
体験レポーター夏川さん


玄関までの涼し気な竹林と石畳。
竹林が心地よい木陰をつくりだし、数々の名席を生み出した客人への心遣いを感じさせる、長さ10メートルの石畳。

Repo! 「玄関に入るまでの道に竹があって涼しさを演出してます。堺にいながらにして京都のような心落ち着く雰囲気でした。暑い日に行ったけど、とても涼しく感じます。」

玄関までの涼しげな石畳


お茶の作法を聞き入る夏川さん
堅苦しい作法なく気軽にお茶をいただく。
玄関と隣接している立礼席。茶室というと礼儀作法をイメージしますが、伸庵では一般の方でも気軽にお立ち寄りできるよう、イスに座ってお茶をいただけます。 (一服300円・干菓子付き)

Repo! 「堅苦しい礼儀作法は必要なくて、気軽にお茶を楽しめる空間があります。ゆったりと時間が流れる感覚が心地よくて、若い方から年配の方まで楽しめますね。また、先生がとっても素敵な方なんです♪カフェもいいけど、日本ならではの茶室に行くというのも、新鮮で心が癒されます。ちょっとした想い出つくりとかに利用してもいいかも♪」



光と影が日本美を作り出す伸庵の広間。
建物は茶室を含めて十室の和室をもつ風雅な二階建で、多人数の茶事を催すことが出来、移築に際して立礼席も設けられました。

Repo! 「季節によってそれぞれの顔を覗かせるお庭が素敵!部屋にやさしく差し込む光に包まれて、堺にいることを一瞬忘れてしまうくらい...。スローライフを楽しむにはぴったりかも。」

黄梅庵の広間


茶室の低い入口
密接な関係にある入口の高さと武士
茶室特有の小さな出入口は、躙口(にじりぐち)といい、利休によって始められたと言われます。頭を下げて部屋に入るために意図的に小さく作られました。また、躙口には、刀を外し、身分の鎧を取ってから茶室に入りなされという意味が込められているということです。

Repo! 「何気ないところに、お茶への礼儀作法が建物へこだわりを生むんだなぁっと思いました。写真見てください、自然と頭を下げてるでしょ(笑)日本特有の細やかな感性に感動です!」



もと東京芝公園にあった茶室「伸庵」。
名匠といわれた仰木魯堂が粋をこらして建てた茶室で、明治、大正、昭和を通じて棟領として天下一といわれただけではなく、松永耳庵翁など、大茶人とも深く交わり、各所に名茶席を残しています。

Repo! 「最後に、見過ごしがちな堺の穴場ですが、私だけの隠れ家を見つけたようで、とても気分がよかったです。もしデートで使うのなら、浴衣で来るのも、より「和」の気分が高まっていいかも♪」

体感終了! お疲れさまでした!!

黄梅庵の広間


伸庵の立礼席 堺市茶室「伸庵-しんあん」
〒590-0802
堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内/072.247.1447
時間:午前9時30分~午後4時30分
休日:毎週月曜日・祝日の翌日・年末年始
※立礼席(10時~16時 呈茶300円)


時間 茶室利用料 庭園利用料
9:30~12:00 10,000円 2,000円
13:00~16:30 20,000円 3,000円
9:30~16:30 30,000円 5,000円
ただし、茶室利用に際して冷暖房使用の場合、茶室利用料金に2割加算させていただきます。
※申込みは2ヶ月前より受付け致します。
※茶室は伸庵のみの利用になります。


※掲載情報は、取材時点のものです。現在の情報については、直接お問い合わせ下さい。

バックナンバー

あなたは旧式のブラウザをご利用中です
このウェブサイトを快適に閲覧するにはブラウザをアップグレードしてください。