自転車博物館サイクルセンター

鉄砲鍛冶の知恵・技、堺の自転車産業の歴史がわかる日本唯一の自転車博物館です。

自転車博物館サイクルセンター

堺市堺区大仙中町18-2
TEL:072-243-3196
FAX:072-244-4119
URL:http://www.bikemuse.jp/
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
定休日:月曜日(祝日・振休の場合は開館)、祝日・振休の翌日、年末年始
入場料:大人200円、中学生・高校生・大学生100円、小学生50円、小学生未満無料、65歳以上の 方100円
※団体料金あり(20人以上)
駐車場:あり
交通:JR阪和線「百舌鳥駅」下車、徒歩10分
南海バス「大仙町バス停」下車、徒歩3分

世界最古の木製自転車から最新のオリンピック出場車まで

世界最古の自転車 ドライジーネ

鉄砲鍛冶の知恵と技を生かし発展してきた堺の自転車産業、発達の歴史を知ることができる日本唯一の自転車博物館です。世界の自転車の発達の歴史を5つの世代に分けて、その特徴が説明されていて楽しく学ぶことができます。世界最古の木製自転車から最新のオリンピック出場車まで50台の展示は圧巻で、世界一周をした自転車展示、ブレーキや変速機など触って、その仕組みや構造を遊びながら学べる展示、ビデオ上映コーナーなどがあります。
大仙公園自転車ひろばでは毎月第2・4日曜日と祝日に、クラシック自転車のレプリカに体験試乗(20分300円)ができます。また、毎週土曜日と第1・3・5日曜日(開催予定がない土・日もあり)に、自転車に乗れない方を対象とした、無料の自転車乗り方教室(予約が必要)も開催しています。


2階 自転車の歴史と展示・堺のあゆみ・ガイダンスシアター

1.自転車の歴史と展示

文政元年(1818年)、ドイツのドライス男爵が発明した木製ハンドル付の地面を足で蹴って走る「ドライジーネ」が、自転車の始まりといわれています。その後、ペダルで車輪を回し、チェーンで後輪と駆動する方法などが考案され、明治18年(1885年)にはイギリスのスターレーが前輪と後輪が同じ大きさの「ローバー」を発明し、現在の自転車のモデルになりました。
自転車の元祖「ドライジーネ」から、乗り降りが楽で誰もが安全に乗れるセイフティーバイシクル。空気入りタイヤや車体を軽くするパイプ構造、20世紀に入ってのコンピュータの組み込みなど、誰もがより快適に乗れる自転車「コンフォートバイク」まで、自転車の発達の歴史を5段階に分けて紹介しています。クラシック自転車から最新の自転車を見ることができます。

1818年 「ドライジーネ」

2つの車輪を前後に並べて走るという発想がすごい!木製の自転車。またがって足で地面をけって走りました。

1861年「ミショー型ボーンシェーカー」

ペダルを回してこぐ“速い”自転車の登場。ペダルの位置と仕組みに注目!
最初に工場で量産された自転車でレースが始まりました。

1880年頃「オーディナリー」

より速く走るために前輪が巨大化。しかし、急ブレーキをかけると前方宙返りするうえ、乗り降りが難しく、とても危険でした。

1885年「セイフティーバイシクル」

前輪と後輪が同じ大きさになり、安全に速く走ることができるようになりました。

20世紀「コンフォートバイク」

コンピュータも組み込まれ、変速機やライトが自動化されるなど、誰もがより快適に乗れる自転車が増えています。


2.堺のあゆみ

古く堺に古墳築造のために、鉄器をつくる優れた技術を持つ人が、多く集まって始まった堺のものづくりの歴史。その後優れた鉄の加工技術は、中世から近世には刀・刃物づくりや鉄砲づくりに受け継がれました。さらに明治に入り自転車が輸入され普及していくとともに、その技術は自転車の修繕に役立ちました。そして現在、自転車部品を世界に輸出する「自転車のまち」として、堺の自転車産業の発展につながることになったのです。


1.ガイダンスシアター

ビデオ上映コーナーでは、150インチのスクリーンで迫力満点のDVDが鑑賞でき、自転車の素晴らしい世界を楽しむことができます。


3階 自転車の仕組みと安全・自転車ライフの提案・「自転車のまち」堺の取り組み

1.自転車の仕組みと安全

ブレーキ、変速機や発電機などの役目と仕組みを、実際に触って遊びながら学ぶことができます。


2.自転車ライフの提案

自転車の正しい乗り方や、マウンテンバイクで自然と親しむなどの自転車の楽しみ方を提案しています。


1.「自転車のまち」堺の取り組み

堺では健康にも、環境にもよい自転車を生かす活動を紹介しています。観光客が高品質の自転車で、楽しく市内を回れる「レンタサイクル」もそのひとつです。


1階 見える収蔵庫・図書館

1.見える収蔵庫

世界でも5本の指に入るコレクション、約250台の収蔵自転車を一望することができます。


2.図書館

自転車に関する多くの本を見ることができます。

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